翻訳文章と公証・アポスティーユの必要性
翻訳文章の提出をする場合には、国内利用だけでなく、海外提出の際にも公証やアポスティーユが必要になることがあります。
この手続きを行うためには、公証役場へ出向く必要がありますが、全国どこの公証役場でも同じというわけではありません。実際には、役場ごとに対応や条件が大きく異なるため、注意が必要です。
公証役場ごとに異なる3つのポイント
1. 予約の要否とスピード感
公証役場によっては、事前予約が必須のところと、当日対応可能なところがあります。
さらに、事前予約が必要な役場にも2種類あり、
- 書類の準備がすべて整ってからでないと予約できない場所
- 書類の準備が未完でも先に予約ができる場所
に分かれます。急ぎの場合、前者では手続きが遅れる可能性があるため、後者の柔軟な予約対応をしてくれる役場を選ぶと安心です。
2. 書類の綴じ方の違い
公証後の書類の処理方法も役場によって異なります。
- 左上1か所をホチキス留め
- 左側3か所をホチキス留め
左側3か所で留められる場合は、事前に余白を確保して印刷しておくとスムーズです。余白がないと署名や印影が隠れる恐れがあります。準備が難しい場合は、左上留めの役場を選ぶ方が無難です。
3. 担当者の対応の差
もっとも大きな違いは、公証役場の担当者の対応です。
- 宣言書や委任状の作成をサポートしてくれる役場
- 「ご自身で作成してください」と突き放す役場
- 本当はできるにも関わらず「その手続きはできません」と一蹴する役場
このように、親切さや柔軟さは場所によって天と地ほどの差があります。公証はやり直しに大きな手間がかかるため、丁寧に対応してくれる役場を選ぶことが重要です。
最寄りの役場がベストとは限らない
「近いから」という理由だけで公証役場を選ぶと、予約が取れなかったり、対応が不十分だったりして、かえって手間と時間がかかることがあります。
そのため、事前に複数の役場へ電話をして条件や対応を確認することをおすすめします。
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